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「特別展」京都市美術館名品展 美人画100年の系譜 美の継承―万葉日本画へ続く流れ
平成29年9月2日(土)~10月15日(日)
このたび奈良県立万葉文化館では、特別展「京都市美術館名品展 美人画100年の系譜 美の継承―万葉日本画へ続く流れ」を開催いたします。
「特別展」京都市美術館名品展
美人画100年の系譜 美の継承―万葉日本画へ続く流れ
奈良県立万葉文化館における154点の館蔵品「万葉日本画」は、開館当初に当代随一の画家に制作を依頼し、4,500首余りある万葉歌の中から一首ずつ歌を選んで描かれた作品です。視覚から『万葉集』に収録された歌の世界を楽しむことのできる、他に類を見ない作品となりました。当館ではこの「万葉日本画」を核として、日本画を中心とした展覧会や公募展を開催してきました。
本展は、「美人画100年の系譜 美の継承―万葉日本画へ続く流れ」と題し、京都市美術館所蔵の名品より、代表的な題材として脈々と描かれてきた「美人画」に焦点を当て、日本画壇の衰退と再興を経験し近現代へと日本画を継承してきた画家たちの歴史を辿るものです。
また、館蔵品画家らが受け継いできた日本画壇の流れとともに、関連画家の万葉日本画も併せてご紹介します。
【展示作品】
京都市美術館所蔵
上村松園、前田青邨ら作家による美人画:53点
当館蔵 万葉日本画:6点
(合計:59点)
【出品作家(50音順)】
秋野不矩 石川晴彦 石島良則 井上通世 植中直斎
上村松園 海老名正夫 大日躬世子 梶原緋佐子 勝田 哲
菊池契月 菊池隆志 北沢映月 小松 均 近藤浩一路
佐藤光華 田代正子 土田麦僊 堂本印象 西 綾女
西山翠嶂 丹羽阿樹子 橋本関雪 広田多津 不二木阿古
前田青邨 梥本一洋 三谷十糸子 三畠上龍 三宅凰白
三輪晁勢 三輪良平 由里本景子 吉原真龍
会期:平成29年9月2日(土)~10月15日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
会場:〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
奈良県立万葉文化館 日本画展示室
主催:奈良県立万葉文化館
特別協力:京都市美術館
開館時間:午前10時~午後5時30分(入館は午後5時まで)
観覧料:一般 1,000円、高校・大学生 500円、小・中学生300円
※本展は特別展料金です。
【関連イベント】
①列品解説※終了しました。
申込不要 ・ 要観覧券
日時:9月2日(土)10:00~
会場:日本画展示室
講師:吉中充代 京都市美術館 学芸課課長補佐
②学芸員によるギャラリートーク※終了しました。
申込不要 ・ 要観覧券
日時:9月3日(日)13:30~
会場:日本画展示室
③関連講演会
申込不要 ・ 参加無料 ( 先着150名 )
演題:「美の発見,美の継承―美人画そして万葉日本画」
日時:10月1日(日)14:00~15 :30
会場:企画展示室
講師:吉中充代 京都市美術館 学芸課課長補佐