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♦令和5年度の展覧会情報♦
令和5年4月1日(土)~令和6年3月31日(金)
奈良県立万葉文化館の令和5年度の展覧会情報をお知らせいたします。
特別展 万葉歌から生まれた美の世界-杉岡華邨の書を中心に-
会期:令和5年4月11日(火)~ 5月28日(日)
奈良県吉野郡下北山村出身の杉岡華邨(1913-2012)は「かな書」の第一人者であり、平成12年(2000)には文化勲章を受章しています。令和5年(2023)は華邨の生誕110年にあたり、これを機に開催する本展では、奈良市杉岡華邨書道美術館に所蔵されている華邨の書と、それに関連する万葉文化館所蔵の「万葉日本画」をあわせて展示し、書と絵画で『万葉集』の情緒豊かな世界を紹介します。
特別展 近代日本画の流れ-光ミュージアムコレクションより-
会期:令和5年8月5日(土)~ 9月24日(日)
岐阜県高山市に所在する光ミュージアムに所蔵されているコレクションの中から、近現代日本画を代表する日本画家の作品を展示します。橋本雅邦、横山大観、美人画の上村松園、鏑木清方、戦後では加山又造らの作品を紹介し、当館で所蔵する「万葉日本画」の作家たちにつながる系譜をたどります。
特別展 飛鳥の祝歌 絹谷幸二 展
会期:令和5年10月7日(土)~ 12月3日(日)
令和3年に文化勲章を受章し、現代を代表する画家である絹谷幸二の画業を、ふるさと・奈良で振り返る展覧会。
鮮やかな色彩、あふれ出るようなエネルギーを感じさせる絹谷幸二の作品のなかでもとくに奈良との深いつながりを示す作品を展示します。また、奈良県内各地の『古事記』の伝承地を訪れて制作された大作群や、仏教思想がテーマとなっている作品なども紹介し、絹谷藝術の本質に迫ります。
館蔵品展 万葉絵巻(仮)→館蔵品展「7人の万葉歌人からたどる万葉集」にタイトルを変更しています。
会期:令和6年1月13日(土)~ 3月3日(日)
当館コレクションのなかから、額田王や柿本人麻呂、大伴家持など『万葉集』を代表する歌人たちにまつわる「万葉日本画」や古典籍、陶磁器人形などを展示します。『万葉集』を彩った歌人たちの生涯や事績を紹介し、万葉の時代絵巻を眺めるかのように『万葉集』の世界へ誘います。
特別展 とびだせ!長谷川義史 展
会期:令和6年3月16日(土)~
長谷川義史は、命や平和をテーマとした作品から子ども向けの歌あそびの絵本まで多岐にわたる作品を生み出す絵本作家です。本展では絵本の原画を中心に、イラストレーションやスケッチ、立体作品などを展示し、「世界中のみんなが笑っていてほしい、幸せであってほしい」という願いの込められた長谷川義史の絵本の世界を紹介します。